千葉心不全ネットワーク

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発表

7/21 第6回在宅医療連合学会でシンポジウムを開催します!

シンポジウム47 「つながろう!心不全診療の病院–在宅連携」
日時:7/21 14:20–15:50
会場:第4会場 (幕張メッセ国際会議場 3F会議室 301)

セッション概要:
 医療の進展や超高齢化社会の到来を背景に、心不全の爆発的な増加が懸念されている。心不全の予後やQOLの改善には、確実な最適医療に加え、患者が予備力の乏しい心臓と折り合いをつけて過ごすための支援が不可欠である。心不全の多くは生活の場で悪化するからである。そのためには適切な生活強度の設定、セルフケア促進、生活の見守りと心不全悪化の早期発見・早期介入などが重要である。これらはいずれも病院診療のみでは実現困難であり、様々な立場の医療者が多方面で関わることで初めて可能になる。

 このような「心不全と共に生きる」ための連携体制は地域包括ケアの理念や社会疫学的観点からも理にかなっており、来る心不全パンデミックを乗り越えるための医療インフラとなりうる。しかし本邦ではそのような体制は未だ試行錯誤の過程にある。本セッションでは特に看護師や理学療法士の役割に注目し、病院と在宅を繋ぐ医療連携の成果や課題を共有したい。

<看看連携>
・訪問看護ステーションかがやき 尾崎 直子 (所長)
・千葉県循環器病センター 湯浅 めぐみ(慢性心不全看護認定看護師)

<リハビリ連携>
・なごみの陽訪問看護ステーション 岡田 智恵 (所長)
・千葉大学医学部附属病院 小池 俊光 (心臓リハビリテーション指導士/心不全療養指導士)

(第6回在宅医療連合学会:プログラム・日程表)

3/8 日本循環器学会シンポジウムで千葉心不全ネットワークの活動を報告しました

日本循環器学会総会 (JCS2024) シンポジウムにおいて、千葉市周辺における病院–在宅連携の活動および診療実績につき発表しました。心不全の診療は心不全人生の時相に応じ変化させる必要があり、特に進行期ほど社会関係資本を活用した病院と在宅の連動が重要であることを改めて強調しました。また千葉大学病院を中心に展開している病院–在宅連携の10年間の実績を提示しました。そして在宅医療を巡る最大の課題として、在宅カテコラミンのポンプ加算および末期心不全における訪問看護の制約を提示しました(幸い前者は数日前に保険償還されたとのことでした)。 (岡田)

第88回日本循環器学会総会シンポジウム1(SY01)
緩和ケア・在宅医療: 地域差の実態と今後の課題

Palliative Care and Japanese Community-based Integrated Care System
2024年3月8日(金)08:00〜09:30
第3会場: 神戸ポートピアホテル 南館 1階 大輪田B
○岡田 将   千葉大学大学院医学研究院 循環器内科学
https://www.congre.co.jp/jcs2024/program.html#pr_sy

3/8 日本循環器学会チーム医療セッションシンポジウムで心リハの病院–在宅連携につき報告しました

JCS2024チーム医療セッションシンポジウムにおいて、千葉市周辺における病院–在宅連携の活動および診療実績につき発表しました。同シンポジウムでは地域の基幹病院・クリニック・訪問リハスタッフ及び遠隔で行う心臓リハの各分野から発表があり、私自身は基幹病院のリハスタッフとして訪問スタッフと具体的にどう連携しているのか現状に対し考察を交え報告し、参加者からは地域との連携体制構築に苦慮している点について質問を頂きました。今回の発表を通じて少しでも病院施設における連携方法構築の一助となれば幸いです。(小池)

第88回日本循環器学会総会チーム医療セッション シンポジウム1
慢性期における包括的心臓リハビリテーションの有効性と実践

2024年3月8日(金) 08:00〜09:30
第15会場: 神戸国際展示場 3号館 1階 特設会場
○小池 俊光 千葉大学医学部附属病院 リハビリテーション部
https://www.congre.co.jp/jcs2024/program.html#pr_ce1